クラップスは運まかせのゲームですが、サイコロを投げるときの数学的特性を
考慮するようにすると、クラップスの勝算を理解できるようになります。
基本的に、6面のサイコロが2つあります。その2つのサイコロには、36通りの数字の組み
合わせがあり、目の合計には、11種類の可能性があります(2~12)。ここで注目したい
のは、目の合計には、組み合わせの数が多く確率が高いものがあるということです。
例えば、合計が「2」になる組み合わせは、サイコロの目が「1」と「1」の組み合わせ
しかありません。しかし、合計が「5」になる組み合わせは、「1-4」、「4-1」、「2-3」 「3-2」の4通りあります。
クラップスで特に深い意味あいを持つ数字の「7」には、最多の組み合わせがあります。
合計が「7」になる組み合わせは6つありますので、他の数字に比べて「7」を出す確率が
高くなります。
簡単に説明すると、「7」が一番出現しやすく、次に「6」か「8」、「5」か「9」、
「4」か「10」、「3」か「11」、と続き、最後に「2」と「12」(いずれも1通りの組み
合わせのみ)となります。
ポイントを確立したら、「7」が出る前にそのポイントが再び出る確率を知っておくと
いいでしょう。数学的な確率は、以下の通りです。
・「4」を出す確率 - 2分の1
・「5」を出す確率 - 3分の2
・「6」を出す確率 - 6分の5
・「8」を出す確率 - 6分の5
・「9」を出す確率 - 3分の2
・「10」を出す確率 - 2分の1
クラップスのベットの中には、他のベットに比べて勝率が格段に高いものがあります。
ベットの種類が多いため、注意が必要です。パス/ドントパス は、一般的で勝率が高い
ベットです。払い戻し率は1倍で、ハウス率もたったの1.41パーセントです。
同様に、カム/ドントカム ベットも、勝率が高くハウス率が1.41パーセントで
あることから、一般的にお勧めのベットです。
プレースベット は、4、5、6、8、9、10のポイントで構成されています。専門家は、
ハウス率が1.51パーセントの「6」か「8」に賭け、その他の数字を避けるように推奨して
います。クラップスのプレースベットの勝率には色々あることを覚えておきましょう。
フィールドベット は、1回だけ有効で、2、 3、 4、 9、 10、 11、 12のいずれかの数字に
賭けるものです。フィールドベットを賭けた後に、投げ手がその数字を出せば勝ちとなり
ます。通常、「2」と「12」以外の数字の払い戻し率は1倍になります。「2」の払い戻し
率は2対1、「12」は3対1です。見かけによらず、賭けることのできる数字が出現する
確率が低いため、クラップスのフィールドベットの勝率はあまりよくありません。
プロポジションベットは、高額を手にすることができますが、
確率はハウス側に有利であることを頭に入れておきましょう。
ビッグシックスとビッグエイト の払い戻し率は1倍ですが、ハウス率はハウス側に有利に
設定されています。単に「6」と「8」に賭けることも常に可能です。
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