クラップスは、純粋に運が左右するゲームのため、クラップスの戦略を探そうとしても
あまりありません。サイコロを投げて、勝ち目が出ることを祈るのみです。
それを踏まえたうえで、プレイヤーや専門家がアドバイスするクラップス戦略は、
次のとおりです。
まず、賭けは慎重に選びましょう。お気づきになったかもしれませんが、クラップスには
多くの賭け方があります。多くの専門家の間では、パス、ドントパス、カム、ドントカムが
一番よいとされ、更に、プレイヤーの間では、「6」か「8」に賭けるとよいといわれて
います。これらの数は、ハウス率が最も低いため、一番よいベットだと考えられているの
です。ハウス率は、どのゲームであっても確認すべき事項です。率が低くても、長期的に
みて払い戻し金に差がでることは、往々にして判りづらいものです。
ラインベットでフリーオッズを賭けることを勧めるプレイヤーもいます。フリーオッズを
追加するには、カムアウトロールの後に、元のラインベットの後ろに追加のチップを
置きます。
次の情報はクラップス戦略というよりはコツになりますが、知っておいた方が得です。
クラップスは進行の早いゲームですので、素早い判断力と、プレッシャーでも冷静を
保てることが必要です。練習を重ね、ゲームとベットについての理解を深めることが
できれば、大きく賭けるときのタイミングがわかるようになります。これは、素早い
決断と賭けが要求される進行の早いゲームでは大切です。
プレイヤーのなかには、マーチンゲール法をクラップス戦略としてあげる人もいます。
この特定のシステムでは、最終的に勝ったときに損失分を取り返せるだけでなく、
利益も出るという根底の考え方から、負けた後にベット額を2倍にして賭けるように
プレイヤーにアドバイスしています。このシステムの問題点は、連敗ですぐに資金が
底をついてしまうか、カジノのベットリミットに達してしまうことです。
また、あまり出ていない数字にかけると勝率が高いと考えるプレイヤーもいます。
実際、確信を持っている人も多く、これが「ギャンブラーの誤信」といわれる所以です。
しかし、一般的に信じられていることとは別に、サイコロの目がでる確率は、その前に
出た目となんら関連性がありません。数学的に言えば、「もうすぐ出る」数字はないの
です。
毎回どの目が出るかは、他の回とは関係なく、他の回の影響は全くありません。しかし、
ギャンブラーは、このシステム概念を簡単に信じてしまいがちです。これは数学的に
誤りであることから、クラップス戦略として適切ではないことを頭にいれておきましょう。
詳細は、
クラップスの勝率をご覧下さい。
別のクラップス戦略として、ダイス設定やダイスコントロールと呼ばれるものを使用する
プレイヤーもいます。毎回同じようにサイコロを投げられるように何度も練習を重ね、
同じ目が出ることを期待するのです。これは、もちろん困難で全く確実性がありません。
クラップスでは、サイコロがテーブル上にバウンドしなければならないため尚更です。
それでも、この方法を支持する人達はいます。
最後に、スキルを要するゲームであるか、運まかせのゲームであるかに関わらず、
必ず節度を持って賭けるようにしましょう。
クラップス戦略は以上です。戦略はたくさんありませんが、この運の要素が大きいゲームを
楽しむ際には、上記の事項を頭に入れておきましょう。
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