「バカラ」とは、イタリア語でゼロを意味しま
す。1500年頃にヨーロッパで生まれ、当時の
イタリア貴族たちの間で大人気を博しました。
イギリスでも王侯貴族たちが熱中して遊び、
現在でもそのなごりとして、「キング・オブ・
ゲーム」という尊称を残しています。
バカラは、PLAYER(プレーヤー)側BANKER
(バンカー)側のどちらに配られたカードが
勝つか、つまり、どちら側のカードの合計が
9に近くなるかを当てるゲームです。
お試しフラッシュゲーム
プレーの手順
バカラではジョーカー抜きの52枚のカードが使用されます。
各ハンド毎にシャッフルされ、SHOEと呼ばれる容器に収容されます。
各ハンド2枚以上配られますが、3枚より多くのカードが配られるハンドはありません。
SHOEから配られる1枚目と3枚目のカードがプレーヤーのハンドであり、2枚目と
4枚目がBANKERのハンドです。
下記のルールによって、3枚目のカードはプレーヤーBANKER、いずれかのハンドに
なります。全てのカードは表向けに配られます。
カードの数え方:
・絵札と10は0
・エースは1
・他のカードはすべてその数をそのままカウント
それぞれの手のスコアは、カードの合計の下一桁の数字となります。
スコアの数え方の例:
ナチュラルとは
バカラの目的は、手のスコアを9に近づけることですので、最初の2枚のカードで
既に8または9のスコアを持っていれば、かなりいいということになります。
これが「Natural(ナチュラル)」と呼ばれます。もし、PLAYERとBANKERのどちらかの
手がナチュラルの場合、PLAYERとBANKERは両方とも「Stand(スタンド)」しなければ
なりません。スタンドとは、それ以上カードを引かないことです。
遊び方
はじめに、PLAYERとBANKERに2枚のカードが配られます。この時点で、
どちらか片側に「Natural(ナチュラル)」が出れば、そちら側の勝ちとなります。
もし、両側ともナチュラルであれば、スコアの高いほうが勝ちです。
もし、両側ともナチュラルでスコアも同じであれば、引き分けとなります。
PLAYERもBANKERもナチュラルではない場合、ゲームは続きます。
PLAYERの手は、6か7のスコアでスタンドします。PLAYERは、手持ちのスコアが
0、1、2、3、4、5のときは3枚目のカードを引き、新しく引いた3枚目のカードを
加えて、PLAYERの手の最終スコアが決定します。
PLAYERのルール
PLAYERの手持ちのスコア |
PLAYERアクション |
0.1.2.3.4.5 |
DRAW(ドロー) |
6.7 |
STAND(スタンド) |
8.9 |
STAND(natural)(スタンド・ナチュラル) |
|
BANKERは、PLAYERが6か7でスタンドした場合、自分の手持ちのスコアが、
0、1、2、3、4、5のときは必ず3枚目のカードを引かねばならず、
6、7のときはスタンドしなければなりません。
BANKERのルール(
PLAYERが6か7でスタンドする場合)
BANKERの手持ちのスコア |
BANKERアクション |
0.1.2.3 |
DRAW(ドロー) |
6.7 |
STAND(スタンド) |
8.9 |
STAND(natural)(スタンド・ナチュラル) |
|
PLAYERが3枚目のカードを引く場合は、BANKERは7のスコアでスタンドします。
BANKERのスコアが6またはそれ以下の場合は、3枚目のカードを引くかスタンドするかは、
PLAYERの3枚目のカード次第です。(以下のルールを参照してください。)
BANKERのルール(
PLAYERが3枚目のカードを引く場合)
勝ち負け
・手持ちカードの合計が9に近いほうが、勝ちとなります。
・賭けに勝った場合、賭け額と同額のチップが払われます。
・「BANKERが勝つ」に賭けて勝った場合は、5%がコミッションとして
差し引かれて払われます。
・BANKERとPLAYERのカードのスコアが同じ場合は、
「引き分け」に賭けていれば賭けたチップの8倍が払われます。
・「引き分け」になった場合、「BANKERが勝つ」「PLAYERが勝つ」賭けた
チップはそのまま戻されます。